【公開設定1】どんぐり精霊と少女の冒険【はじめに】
この物語は、Instagramアカウント(@tomiaiart)として、私、tomisanが公開している物語です。
ふと思い立って、ここで公開することにしました。
「どんぐり精霊と少女の冒険」-The Acorn Spirit’s Journey-
この物語はフィクションであり、tomiAiArtのオリジナルです。
使用しているイラストは画像生成したものであるため、一貫性が無いとのご指摘は受け付けておりません。
イラストはすべてCopilotによる画像生成です。一部、手を加えたりはしています。
物語はAIではありません。私の無い知恵を絞って書いた、完全オリジナルになります。
子ども向けの絵本あるいは大人も楽しめる絵本、のようにと思って書いているところで、まだまだ途中です。
おおまかなストーリー
どんぐり精霊リーフと、守り人の少女ティエラ(テラ)が織りなす冒険ファンタジー。
といっても、魔物も魔人もいないので冒険らしい冒険は無いかもしれません。戦闘は皆無です。
人間以外の人型種族はおりません。動物も普通の動物です。
地球でいうと欧州の中世頃の雰囲気と、精霊はいるけど魔法は無い(精霊の力は魔法とは言いません)、精霊と人間が共存する、架空の優しい世界。
豊かな大地と偉大な歴史を持つアルダス大陸、大陸全土がエルディン王国。
エルディン王国には東西南北4つの地方があり、東部レイジア地方(王都エルドリア)、西部アウリス地方、南部サウディア地方、北部ノルデン地方、そして大陸の中心付近には、人を寄せ付けない未開の地であるエルナス森林地帯があります。
北部ノルデン地方のブライトウッドという村に住む少女と精霊リーフの物語。
リーフの心の成長、それによる大陸の未来、これがこの物語のメインです。
花言葉
この物語の重要な要素。
例)どんぐりの花言葉「永遠の愛」と「もてなし」。
この物語に登場する精霊は、花言葉に由来する性質をもった精霊になります。
また、登場する守り人も誕生花に由来する性質を持っています。
どんぐり精霊の力について
どんぐりの花言葉「永遠の愛」と「もてなし」に集約される。
これがリーフの特性であり、生まれ持った性質。
小さなどんぐりからオークの大木になるまで長い年月を要することから、力強い持続性、継続性、成長、繁栄、長寿、永遠、守護を象徴とする。
どんぐりは様々な動物の食料で重要な生態系の一部として生命の継続という役割を担う。
動物たちが運ぶどんぐりが育ち、林となり森となる。森は豊かな水をたたえ、綺麗な空気を生み、生命を育む。自然界と密接な繋がりを持ち、もてなし共生する。
リーフの「永遠の愛」は人の愛とは異なり、もっと大局的な意味であり、守護を継続し続ける事が全て。
どんぐり精霊リーフについて
神殿に住む精霊。どんぐりを依り代にして顕現するが、その姿は守り人にしか見えず、声も守り人しか聞こえない。
子どものような見た目だが年齢は約九百歳。
遠い過去、守護の力が弱まった際に守り人を死なせてしまい、悲しんで八百年もの間引き籠っていたが、その間も自然界を陰から見守り、必要な時は力を使ってきた。
精霊界の”ある決まりの事”のため、精霊界の意思によって生まれた特殊な精霊であり、どんぐりの象徴である”成長”を遂げるはずだった。
精霊の羽はあるが、自分には似合わないと思っていていつも隠している。
名前はリーフ。リーフの心の成長がこの物語のカギになる。
少女ティエラについて
誕生日は12月29日。誕生花はオドントグロッサム。花言葉は「特別な存在」。
精霊の隠れた神殿がある森の近くの村に住む十五歳の女の子。
両親を三年前に亡くし、以来ひとりで薬草採取をして生計を立てている。
仕事柄薬草に詳しく、花言葉もよく知っている。
採取した薬草は薬草茶にしたり料理にも使っていて健康に気を使っている。
リーフ曰く、テラは守り人の末裔であり、テラの血の匂いはリーフの最初の守り人と同じ匂いで、リーフにとってはとても懐かしくもあり、悲しい過去を思い出す匂いでもあり、大好きな匂いでもある。
名前はティエラ。愛称はテラ。名前は「大地」を意味する。
気立ての良い優しい少女。リーフを”もてなす”唯一の存在。
神殿について(アクォリア神殿)
「どんぐり」をラテン語の「Quercus」(オーク)から取った名前に、神聖さを加えた名前。
セイクリッドの森: テラが住むブライトウッド村のすぐそばにある森。名前は神聖な森という意味。
どんぐり精霊の住処であり、遠い昔はどんぐり信仰の中心だった場所。
昔、神殿の守り人が亡くなった後、一夜にして神殿が消失してしまい、それから長い時間を経て信仰は忘れ去られてしまった。
近くの村(ブライトウッド)にはどんぐりに関する言い伝えが残っているが、信仰という形では残っていない。