【本編05～06 日常編】「薬草茶2」
子ども向けの絵本あるいは大人も楽しめる絵本のイメージで物語を書いています。
よかったら読んでください😊
#本編05 日常編
森から帰ってきて、さっそく薬草茶づくりを開始します。
「リコリスルートは細かく・・っと」
「どんなお茶にするの？」
「早く作りたいから、細かく刻んで乾燥させて焙煎するよ。
それから保存してあるカモミールを足すでしょ。
リーフ＆テラ特製リコリスルート・カモミール・ティーね^^」
「とても美味しそう！あ、そうだ。もし効果が出たら、使用期限は1年って説明を加えてほしいの」
「1年？」
「ぼくの力の持続期間が最長で1年間なの。守護をかけて、その場で終わりというわけではなくて、
安定のために60日～1年間、持続させるの。薬草茶だから保管しておくかもと思って、持続期間を1年間にしておいたから」
「わかったわ。使用期限は1年ね。効果が出るといいなぁ」
「そうだね。すごく楽しみ！^^」
2日後（6日目）、ふたりで作った薬草茶、リーフ＆テラ特製リコリスルート・カモミール・ティーが完成しました。
#本編06 日常編
（6日目）
リーフ＆テラ特製リコリスルート・カモミール・ティーはティーパックに小分けにして
さっそく、マーサおばさんの家へいくつか持って行きます。
「こんにちは」
「こんにちは、テラちゃん。今日はどうしたんだい？」（おばさんの旦那さん）
「マーサおばさん、いますか？」
「マーサは風邪引いちゃってね。今ちょっと休んでるんだ」
「そうなんですね。。。
実は風邪に効く薬草茶を作ったので持ってきたんです。
よかったら飲んでください」
「おお。どうもありがとう。マーサ、きっと喜ぶよ」
「熱めのお湯にティーパックを入れて飲んでくださいね！
どうぞお大事に^^」
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その日の夜。
マーサおばさんはリーフ＆テラ特製リコリスルート・カモミール・ティーを飲んで、良い香りに包まれながら、ゆったりと眠りにつきました。
翌朝、朝早く目覚めたら、嘘のように風邪の症状が消えていました。
「なんだかすごくスッキリしてるわ。喉も痛くないし熱もない。テラちゃんの薬草茶が効いたのかしら」
リーフにとって初めての試みでしたが
リーフの力は、薬草茶の効果を上昇させることに成功したようです。